エコキュートは初期費用の価格は高いがランニングコストが割安

エコキュートは、ヒートポンプユニットと貯湯タンクからなる給湯器で、深夜電力を利用しお湯を沸かし昼にそのお湯を使用するものです。オール電化住宅を建てる際、多くの人が給湯設備としてエコキュートを採用しています。システムにも様々種類があり、給湯をキッチンや風呂で使用するものや、この他に床暖房用に使用出来るものもあります。貯湯タンクの容量に種類があり、お湯の使用量に合わせて選ぶことが必要になって来ます。エコキュートの特徴は、安い深夜電力を利用することから給湯にかかる光熱費を安く抑えることが出来ることや住宅単体では、電気のみを使用するために二酸化炭素の排出がゼロとなり、地球温暖化防止のために環境に優しいシステムであることです。また、貯湯タンクを備えていることから、災害時に断水になっても非常用水として使用出来るといった面があります。設備導入費に関しては、燃焼式のエコ式給湯器に比べおよそ3~4倍高い価格になっています。その分、ランニングコストが、燃焼式に比べ安上がりになります。また、製品寿命も燃焼式が約10年、エコキュートは約20年と言われて、長い期間の使用が出来る様になっています。但し、故障が生じた際は、そのほとんどがヒートポンプユニットになる構造のため、修理価格が燃焼式の場合に比べかなり割高になってしまします。また、構造的に外にヒートポンプユニットと貯湯タンクを設置することから、土地に設置スペースが取れる広さが必要になります。深夜に外部に設置した機器から低周波が発生することから、近隣への騒音問題が発生する可能性もあります。給湯量はタンク容量に依存しているので、必要以上にお湯を使用すると途中から水になって暫くはお湯が使えないという事態もあり得たり、停電時は給湯が使用出来なくなるという心配もあります。エコキュートも使い方や構造上の問題、あるいは緊急時における問題等がない訳ではありません。このような問題に対しては、給湯量を考えながら使用したり、騒音が問題になるようであれば、なんらかの防音対策をあらかじめ取っておいたり、停電時については現在の日本において長時間停電することは稀なことなので、給湯は我慢する必要が出て来ます。デメリットの部分があるにしても、やはり光熱費のランニングコストが格段に安くなることのメリットは非常に大きいものがあります。また、設備導入費用についても発売当初に比べたら、かなり価格が下がって来ています。今度もより求め易い価格になることが予想され、導入するメリットが更に高まることになります。